個人用マクロブックの作成
マクロは通常、ブックごとに保存されます。・・・ですが、複数のブックで共通して使用するマクロは「個人用マクロブック」に保存しておくと便利です。
この個人用マクロブックの作成方法ですが・・・
1.開発タブの「マクロの記録」ボタンを押してマクロの記録を開始する
2.確認ダイアログでマクロの保存先を「個人用マクロブック」にする→OK
3.記録を終了する
4.EXCELを終了する際に、個人用マクロブックの変更を保存しますか?と聞かれるので、保存を選択
これで、個人用マクロブックが作成されます。(何も操作をせずに記録を終了すれば、中身の無い空の個人用マクロブックが作成されます)
さて・・・これで次回からEXCELを起動すると、常に個人用マクロブックが(非表示で)立ち上がり、マクロが共通で使用できるわけです。
VBEを開いてプロジェクトエクスプローラーを見てみましょう。
VBAProject(Book1)とは別にVBAProject(PERSONAL)が増えていることがわかります。これはBook1とPERSONALという名前のブックを現在開いていることを意味しています。
EXCELに戻って、表示タブの→再表示を押すと一覧にPERSONAL.xlsbが表示されるので・・・非表示でこっそり起動していることが確認できると思います。