ひっそりとExcel関数のおさらい(ビット演算/基数変換)
なんとなく使いそうなExcel関数のまとめシリーズです。
目次
基数変換を行う(進数表現の変換)
2進数を8進数に変換(BIN2OCT関数)
=BIN2OCT(2進数,[桁数])[]内は省略可能な引数
引数の2進数から、8進数に変換します。なお、引数はセル参照とすることもできます。
2進数を10進数に変換(BIN2DEC関数)
=BIN2DEC(2進数)
引数の2進数から、10進数に変換します。なお、引数はセル参照とすることもできます。
2進数を16進数に変換(BIN2HEX関数)
=BIN2HEX(2進数,[桁数])[]内は省略可能な引数
引数の2進数から、16進数に変換します。なお、引数はセル参照とすることもできます。
10進数を2進数に変換(DEC2BIN関数)
=DEC2BIN(10進数,[桁数])[]内は省略可能な引数
引数の10進数から、2進数に変換します。なお、引数はセル参照とすることもできます。
10進数を8進数に変換(DEC2OCT関数)
=DEC2OCT(10進数,[桁数])[]内は省略可能な引数
引数の10進数から、8進数に変換します。なお、引数はセル参照とすることもできます。
10進数を16進数に変換(DEC2HEX関数)
=DEC2HEX(10進数,[桁数])[]内は省略可能な引数
引数の10進数から、16進数に変換します。なお、引数はセル参照とすることもできます。
16進数を2進数に変換(HEX2BIN関数)
=HEX2BIN("16進数",[桁数])[]内は省略可能な引数
引数の16進数から、2進数に変換します。なお、引数はセル参照とすることもできます。
16進数を8進数に変換(HEX2OCT関数)
=HEX2OCT("16進数",[桁数])[]内は省略可能な引数
引数の16進数から、8進数に変換します。引数は""で囲みます。なお、引数はセル参照とすることもできます。
16進数を10進数に変換(HEX2DEC関数)
=HEX2DEC("16進数")
引数の16進数から、10進数に変換します。引数は""で囲みます。なお、引数はセル参照とすることもできます。
8進数を2進数に変換(OCT2BIN関数)
=OCT2BIN(8進数,[桁数])[]内は省略可能な引数
引数の8進数から、2進数に変換します。なお、引数はセル参照とすることもできます。
8進数を10進数に変換(OCT2DEC関数)
=OCT2DEC(8進数)
引数の8進数から、10進数に変換します。なお、引数はセル参照とすることもできます。
8進数を16進数に変換(OCT2HEX関数)
=OCT2HEX(8進数,[桁数])[]内は省略可能な引数
引数の8進数から、16進数に変換します。なお、引数はセル参照とすることもできます。
ビット演算を行う
ビット演算(AND)
=BITAND(数値1,数値2)
数値1と数値2のビット演算(AND)を行います。数値は10進数で指定します。
引数と戻り値を2進数で扱う場合は、次のようにします=DEC2BIN(BITAND(BIN2DEC(1100),BIN2DEC(1010)))
ビット演算(OR)
=BITOR(数値1,数値2)
数値1と数値2のビット演算(OR)を行います。数値は10進数で指定します。
引数と戻り値を2進数で扱う場合は、次のようにします=DEC2BIN(BITOR(BIN2DEC(1100),BIN2DEC(1010)))
ビット演算(XOR)
=BITXOR(数値1,数値2)
数値1と数値2のビット演算(XOR)を行います。数値は10進数で指定します。
引数と戻り値を2進数で扱う場合は、次のようにします=DEC2BIN(BITXOR(BIN2DEC(1100),BIN2DEC(1010)))