VBAの勉強を始めてみた

色々試しています。

ひっそりとExcel関数のおさらい(VLOOKUP関数/HLOOKUP関数)

今回はVLOOKUP関数、HLOOKUP関数について簡単にまとめてみます。

と、その前にちょっと雑談を。何かを学ぶには

  • 必要に迫られて勉強する
  • 今は必要ないけれど、とりあえず勉強する

という2パターンがあると思います。このうちの後者は意外と重要で、とりあえず知識を詰め込んでおくと、ある日「あれ?この仕事って、××を使えば簡単にできるんじゃね?」というひらめきを生んだりすることがあります。その頃には既に××に関する詳細を忘れていても、書籍やウェブサイト等を読み返してまた思い出せばいいのです。頭の片隅に何か材料がないと、そもそも、着想を得ることすら難しかったりします。
もし、時間を持て余しているのなら、余暇の過ごし方として「今は必要ない知識を蓄えてみる」のも一興かと。蓄積した知識が、忘れた頃に役に立つというのは、個人的には長い小説で伏線が回収されるのと似た快感を覚えます。

 

 

VLOOKUP関数

=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,[検索方法])[]内は省略可能な引数
VLOOKUP関数は、垂直(Vertical)方向に検索値を検索し、検索値の一致する行のn列目の値を返します。

  • 検索値:検索する値を直接入力するか、参照するセルを入力します。文字列を直接入力する場合は""で囲みます。
  • 範囲:検索する範囲を指定します。指定した範囲の左端を垂直方向に検索します。
  • 列番号:検索値と一致した行の、範囲の左端からn列目を返り値とします。
  • 検索方法:TRUEまたは1(および省略)で近似一致、FALSEまたは0で完全一致

 

例えば、=VLOOKUP(G2,A2:E7,3,FALSE)とした場合

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HLOOKUP関数

=HLOOKUP(検索値,範囲,行番号,[検索方法])[]内は省略可能な引数
HLOOKUP関数は、水平(Horizontal)方向に検索値を検索し、検索値の一致する列のn行目の値を返します。

  • 検索値:検索する値を直接入力するか、参照するセルを入力します。文字列を直接入力する場合は""で囲みます。
  • 範囲:検索する範囲を指定します。指定した範囲の上端を水平方向に検索します。
  • 行番号:検索値と一致した列の、範囲の上端からn行目を返り値とします。
  • 検索方法:TRUEまたは1(および省略)で近似一致、FALSEまたは0で完全一致

 

例えば、=HLOOKUP(I3,B2:G6,4,FALSE)とした場合

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