VBAの勉強を始めてみた

色々試しています。

「効率の良さ」という価値に対してもっと具体的な対価がほしい(雑記-18)

効率良く仕事をこなす人っていうのは周りに評価されにくい場合があります。
例えば同じ仕事を

  • Aさんは、周囲の助言がなくても半日でこなせる
  • Bさんは、周囲に知恵を借りまくり、さらに残業し、3日間かけてこなす

 

出来上がった成果が同じであれば、単純にAさんのほうが能力が高いと言えるでしょう。

でも、これは上記の事情を知っている者が下した評価です。

問題なのは、事情をまったく知らない第三者が、AさんとBさんを見た場合にどう思うかです。

ある日、Bさんが ひぃひぃ 言いながら書類の山と格闘をしている。傍ら、Aさんは涼しい顔で定時帰宅する・・・・・・・。

注意深く見ている人じゃなければ、ぱっと見、Bさんのほうが仕事をしている風に見えますね。

  • Aさんは仕事を効率良くこなすために、人知れず創意工夫を重ねています。
  • Bさんは行き当たりばったりで漫然と仕事をしています(ガッツはあります)。

 

問題なのは、そんな事情は第三者は知る由もないということ・・・・・・。

その第三者の中に人事考課者がいたらもっと厄介です。

AさんはAさんで、「人知れず」というところを「人に知れるように(考えた効率的方法を拡散するなどして)」すればいいのですが、Aさんは「人知れずやることの何が悪い?」という始末。

そんな言い方もあり、成果と評価が反比例しそうな勢い。

うーん・・・・・・、仕事はできるが処世術に長けていないAさんはどうすればいいんでしょうか?

余った時間で、Bさんを助けてあげればいいじゃない?

確かに!

それならば、Aさんの評価もウナギ登りです。

でも、それでAさんとBさんがもし同じ給料だったら?その内、やる気がなくなってしまうでしょう。

私はAさんのような(人知れず創意工夫を重ねているような)人が埋没しないように、効率的に仕事ができることなどの価値に対してもっと具体的に対価を支払う仕組みがほしいと思っています。

  • IF(成果 ÷ 時間 > 1, 成果÷時間 , 0) × 手当てa + (同僚を補佐した時間 × 手当てb)
  • ※IF(論理式,真の場合,偽の場合)

 

とか・・・・・・。

これは、月単位での給料への上乗せ希望の妄想であります。

成果が同じで、時間外手当てが少ないAさんと、時間外手当てが大きいBさんでは不公平でしょう?

 

人の評価っていうのは複雑で数値化しづらいもの・・・・・・。

完全に数値化しようとすると、数値だけでは測れない要素が欠落していびつになってしまいます。

だからといって、数値以外のもので評価しようとすれば、雰囲気やぱっと見、好き・嫌いなどの 主観の混じった評価 が加わる恐れもあります。

媚を売って出世する とはよく言ったもので

そういうものが、(人知れず努力をしているような)価値ある人を埋没させているような気がしてならない今日この頃です。