VBAの勉強を始めてみた

色々試しています。

プログラミング

SpecialCells(xlCellTypeVisible)メソッドのバグ?を回避する(Tips-16)

今回は、可視セルのみを取得するSpecialCells(xlCellTypeVisible)メソッド使用時のバグと、バクの回避方法について考えてみたいと思います。 VBA界では有名?なのかどうか分かりませんが、非表示の行または列がシート内に1以上ある状態で、単一セル対してSpe…

オートフィルタで絞り込んで印刷(を抽出条件の分だけ繰り返す)

今回はオートフィルタで絞り込んでから印刷する、という作業を自動化してみたいと思います。こんなイメージ。 この表の商品の列で、 "ポーション"で絞り込み 印刷 "金の針"で絞り込み 印刷 "フェニックスの尾"で絞り込み 印刷 "エリクサー"で絞り込み 印刷 …

指定文字列の左側または右側を切り出す

今回は指定文字列の左側または右側を切り出すコードを考えてみたいと思います。例えば、氏名から、スペースを境にして姓と名を切り出したい・・・・・・。とか。ただ、そんなのは既に世の中にある気がするので、そこから半歩進んだ処理も考えてみたいと思います。 …

ある行の高さや列幅を、他の行または列に適用する

エクセルを使用していると、行の高さや列の幅をコピーして他の行・列に適用したいときがあります。そんなときはどうすればいいでしょうか? 目次 形式を選択して貼り付けする方法 高さや幅を確認してから、他の行・列に設定する方法 マクロで適用する方法 形…

複数のセルの色でフィルタリングを行う

前回は複数の文字の色でしたが、今回は複数のセルの色でフィルタリングしてみましょう。内容は一部、前回と重複しますのでご了承ください。 kouten0430.hatenablog.com エクセルのオートフィルターはセルの色でフィルターをかけることができますが、色は一つ…

複数の文字の色でフィルタリングを行う

エクセルのオートフィルターは文字の色でフィルターをかけることができますが、色は一つしか指定できません。また、複数のセルを選んで右クリックし、「フィルター」→「選択したセルのフォント色でフィルター」をしようとしても、複数の選択範囲に対しては実…

同じデータのセルを結合する

今回は隣接するセルのデータが同じであれば、セル結合する。というコードを作ってみたいと思います。 しかし、 「セル結合はなるべく避けるべし」 「すぐにセル結合したがる民は滅んでほしい」 「最初からこの機能が無ければよかった」 と、いうような声もよ…

文字列中の数字に指定値を加減算する

今回は文字列の途中(もしくは先頭や末尾)に存在する数字に、指定値を加減算させてみたいと思います。んで、ついでに指定値でインクリメント・デクリメントなんかもさせたい。処理のイメージはこんなの。 欲を言えば、全角数字でも処理できるようにしたい。…

ビットマップ画像をセルの背景色で描画する

今回は、エクセルのシート上にセルの背景色を使ってビットマップ画像を描画してみようと思います。手作業で1セルずつちまちまと・・・・・・ではなくVBAで、です。何故、それをやろうと思ったのかは自分でも謎です。 では、やってみましょう! ビットマップファイ…

VBAでカタカナ(または数字・英字・記号)のみを全角(または半角)にする

今回はVBAを使って、エクセルに入力された文字列のうち、カタカナ(または数字・英字・記号)のみを全角(または半角)にしてみようと思います。これがどんな時に役立つかというと・・・・・・、カタカナや英字や数字や記号のみを半角全角にしたい時です(*`・ω・)…

CPUよもやま話(機械語の正体)

前回は、マルチプレクサに繋がる7つの配線を、4ビットのオペコードとフラグでどうやって操るの?ってところで終わりました。 この?の部分には、任意のオペコードとフラグが入力されれば、それを解読して必要な信号を出力する装置を入れる必要があります。…

CPUよもやま話(マルチプレクサで転送先と転送元を切り替える)

前回までの記事に登場したモノをすべて繋いでCPUの形にしていきたいと思います。しかし「レジスタとクロック」の回でも書いたように、ただ単純に繋ぐだけでは回路が固定であり、処理内容が永遠に同じものになってしまいます。命令によって回路を切り替え…

CPUよもやま話(プログラムカウンタのお仕事)

今回は、プログラムカウンタが動作する様子を見てみましょう。プログラムカウンタのお仕事は、実行すべきプログラムが格納されているメモリアドレスを指し示すことです。もう少し具体的にいうと、プログラムの開始位置となるアドレスから始まり、クロックに…

CPUよもやま話(レジスタとクロック)

前回までに「レジスタ」という単語が何回か出てきましたが、レジスタが何者なのかについてはほとんど書いていなかったので、ここらで書いておこうと思います。 なぜCPUの中にレジスタが必要なのか? CPUの中にはデータを一旦保持するためのレジスタが…

CPUよもやま話(アセンブリ言語で命令のイメージを掴もう)

今回は、CPUに対しての命令がどのように行われるのか見てみましょう。 アセンブリ言語とは? 皆さんご存知のとおりコンピューターの中で情報は、0と1で表されます。0と1で表現されたプログラムは機械語と呼ばれます。しかし、命令の内容が0と1の羅…

CPUよもやま話(情報を書き込む・記憶する・読み出す)

今回は、情報がどのようにして記憶(メモリー)されているのかを調べてみたいと思います。皆さんご存知のとおりコンピューターの中で情報は、0と1で表されます。コンピューターは電気回路なので、電圧が低い状態を0、電圧が高い状態を1としています(回…

CPUよもやま話(論理ゲートを使って加算器を作ってみよう)

前回はトランジスタを利用した基本的な論理ゲートであるAND、OR、NOTの作り方を紹介しました。今回は、その論理ゲートをさらに組み合わせて加算器なるものを作ってみましょう。専門家の方には初歩的過ぎるかもしれませんが、そのあたりはご容赦下さ…

CPUよもやま話(トランジスタと論理回路)

どんな高水準プログラミング言語で書かれたプログラムであっても最終的には機械語に変換され、電気信号となってCPUで処理されます。CPUの中ではレジスタやALUなどが電気信号を処理しますが、じゃあレジスタやALUはそもそも何で構成されているんでしょ…

Option Compare Text でマッチする文字列を全部調べてみた(Tips-15)

今回は以下の記事の続きです。 kouten0430.hatenablog.com Option Compare Textを宣言して文字列比較を行った場合、文字コードが同じもの以外にどんな文字列が類縁の文字としてマッチするのか・・・・・・。前回は比較サンプルが少なく不十分だったので、今回は文…

オブジェクトはメモリの中でどうなってるの?(Tips-14)

注:今回のお話は VBA にそっくりそのまま適用できるかわかりません。一般的なお話として読んでいただければ嬉しいです。 前回、メモリ内部を「オブジェクト」とだけ表現しました。せっかくなのでメモリ内部をもう少し拡大して観察したいと思います。 メモリ…

クラスを実体化するってどういうこと?(Tips-13)

クラスを実体化することの比喩として、「たい焼きの型」と「たい焼き」の話がしばしば用いられます。しかしこの比喩で「なるほど!そうだったのか」と一発で理解できる人は何人いるのでしょうか?回り道をし、色々な角度から考えを巡らせて理解に至った人が…

閉じたままのブックからデータを転記するには?(Tips-12)

「VBAで、閉じたままのブックからデータを転記する方法は無いかにゃー」と思っている人のために、今回は ExecuteExcel4Macro メソッドを紹介します。 ExecuteExcel4Macro? それは何かの最先端技術ですか? いえ、違います。 新しいバージョンの Excel で、 …

語彙的意味に基づく文字列比較とは?(Tips-11)

VBAでは文字列データの比較方法を以下の Option Compare ステートメントで宣言することができます。 Option Compare Binary(又は省略) 各文字列の文字コード数値が比較されます。 Option Compare Text システムのロケールによって決定され、語彙的意味に基…

Like演算子でのパターンマッチングについて(Tips-10)

VBA ではRegExpクラスを利用すれば正規表現を使用することができます。が、そこまでしなくとも Like演算子を使って正規表現のようなパターンマッチングをすることもできます。 覚えることが少ないので初心者にはオススメですし、組み合わせ次第ではそれなり…

Word Rangeの引数指定について(Tips-9)

今回は Word の Range についてです。 名前が同じで用途も似ていますが、Excelの Range とはプログラム上まったくの別物です。 Range の引数はクイックヒントに表示されるように Start:開始文字位置End:終了文字位置 で指定します。 下のサンプルで実際に…

Rangeの引数指定についておさらい(Tips-8)

久しぶりにコードを書くと、Rangeの引数で:(コロン)を使えば良いのか,(カンマ)を使えば良いのか迷ってしまう時があります(@_@;)なので、自分の脳内整理を試みようと思います。 Rangeの引数は Range(引数1,引数2) のように2つまで指定することができま…

Word 左からの文字数指定で置換する

前回は段落の両端に対しての処理でしたが、今回は段落の内側にアプローチしてみたいと思います。ということで、左からの文字数指定で各段落の内側を置換するマクロを作ってみました。 前回と同じように任意の範囲を選択します。仮に左から5文字目を置換開始…

Word 選択範囲の段落の先頭または末尾に指定文字を挿入する

文書の各段落の先頭や末尾に文字をまとめて追加したい場面ってありませんか?「俺(私)にそんな場面はないっ!」って方には、ここから下の記事は無用の長物です。他の場所に GoTo して下さい。 ということで、今回は選択範囲内にある各段落(の先頭または末…

Word 開いている全文書の同じ行にクリップボードのデータを貼り付ける

今回は Word で開いているすべての文書の同じ行(厳密にいうと段落※)にクリップボードのデータを貼り付けさせてみたいと思います。 イメージとしてはこんな感じ。 マクロ実行時にアクティブな文書(最前面にある文書)のカーソル位置を読み取り、すべての文…

Word 非連続な位置にクリップボードのデータを貼り付ける

タイトルの通り、今回は Word の文書で非連続な位置にクリップボードのデータを貼り付けるということをやってみようと思います。 と、いっても非連続な位置に対してどうやってマクロで処理するのか・・・・・・。少し考えた結果、以下のようにやってみることにしま…