VBAの勉強を始めてみた

色々試しています。

私事ですが、モバイルルーターの導入を検討します(基礎知識編)

私事ですが、近いうちに今の住居を離れて、会社の施設に入らなければならない可能性が出てきてしまいました。で、今、気になっているのが会社施設でのインターネットの利用について。自由に使える回線があるのか、個人で手配する必要があるのか分からないので、念のためにどこでも使えるモバイルルーターの導入を検討しておこうと思います。

目次

 

 サービスや通信方式・・・・・・用語がたくさんあって悩む

今までずっと固定回線だったこともあって、考える機会もあまりなかったので、ちょっとした浦島太郎状態。

ネットで調べてみるも、用語が多く、しかも分かり辛い。情報がごちゃごちゃしているのは大嫌いなので、下のように整理をしてみました。(正確さを欠く部分があるかもしれませんがご了承下さい) 

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サービスがたくさんある中でまず知っておきたいのは、どんな通信方式を使用しているのかということ。これは、端末(モバイルルーター)から基地局まで、どんな電波でやり取りをするのかというもので、通信方式によって対応する通信回線網(KDDI系〔UQコミュニケーションズ/au〕、SoftBank、ドコモ)が異なります。言い換えれば、同じ通信回線網の中でなら通信品質は同じということです。サービスによって異なるのは金額、容量上限の有無、オプションなどであるといえます。
ちなみに、自社で通信回線網を持たず、回線を借りてサービスを提供している事業者をMVNO仮想移動体通信事業者)といいます。自社で通信回線網を保有し、サービスも提供する事業者はMNO(移動体通信事業者)です。

表の中で、楽天モバイルが二股をかけているような状態にお気づきでしょうか?2018年10月より、楽天モバイルでは従来のドコモ回線とau回線のいずれかを選べるようになりましたが、実はコレ、後述するMNO化の伏線になっています。 

 

Wi-Fi基地局と通信している訳ではない

モバイルルーターは、モバイルWi-FiとかポケットWi-Fiっていう通称で呼ばれることがあります。なので、Wi-Fi基地局と通信しているように誤解している人もいたりします。が、正確にはPC側との近距離通信がWi-Fiです。(Wi-Fi以外に、Bluetooth、USB、LANケーブルでも通信できるものが多いですが)

基地局側とは、WiMAX2+やSoftbBank 4G LTEなどで通信します。

固定回線と比較してみましょう。

 

◇固定回線の場合

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◇モバイルの場合

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テザリングという用語もよく目にするかと思いますが、これはスマホなどをルーター代わりに使用することをいいます。固定回線やモバイルルーターが不要というメリットがある反面、バッテリーの消耗が激しい・容量上限に達しやすい・電話中には通信できない、などのデメリットもあります。 

 

プロバイダーは不要?

結論からいうと「ノー」です。固定回線・モバイルに関係なく、個人がインターネットにアクセスするためにはほぼ例外なくプロバイダ(ISP)との契約が必要です。

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モバイルの場合は、回線契約にプロバイダーのサービスが含まれているものがほとんどなので、存在に気付きにくいかもしれません。

 

やっぱ、MVNOによって速度が変わる気がする

「同じ通信回線網の中でなら通信品質は同じ」と思いたいところです。が、ISPの設備や運用はMVNOごとに違う訳ですし、何より必要な分だけ回線容量を借りているのですから、その辺の運用の手腕によって速度に差が出てしまう気がするのです。

www.itmedia.co.jp

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もし、この辺りの話が気にかかるのなら、おまじない的に通信回線網の本家であるMNOをチョイスするのもアリなんじゃないかと思う。

 

続・用語がたくさんあって悩む(世代、通信規格、ブランド名)

もう、何が何だか。僕はもう疲れた・・・・・・、なんだかとても眠いんだパトラッシュ・・・・・・。

ということで(?)一般人ならもれなく混乱する、世代や通信規格、ブランド名についても、用語の整理をしてみました。

※Gは「Generation」の略で、第何世代であるかを表しています。

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1Gのショルダーホンっていうのは、平野ノラが「シモシモ~」ってやってるアレですよね(実物を見たことはないけど)。
3.9Gは特にややこしいです。見た通りです(説明するのが嫌になった)

 

次世代の5G

次世代の5Gっていうのが現在開発中らしいです。んで、20Gbpsだそうです。固定回線群と見比べてみましょう。

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もしかして、近いうち、各家庭から固定回線が無くなるのかな?

 

伏線の回収。第4のキャリアとなる「楽天モバイル

先ほど、楽天がドコモとauに二股をかけている。と書きましたが、楽天auの回線も選べるようにしたのには理由があります。

2019年10月から楽天モバイルが、KDDIUQコミュニケーションズ/au)、Softbank、ドコモに続く、第4のキャリアになることになったのです。

もちろん自社の通信回線網を使ってサービスを開始するのですが、最初は東名阪の一部地域にしかないので、その他のエリアではKDDIの通信設備を利用(ローミング)します。これがauにお近づきになった理由。しかし、KDDIの通信設備を利用できるのは2026年3月までで、それまでに自社設備を全国に整備しなければなりません。

でも、どうしてKDDIだったんでしょう?これまで、回線を貸していたドコモの心境は?

www.j-cast.com

k-tai.watch.impress.co.jp

 

未来感半端ねー!楽天の仮想化技術

さて、第4のキャリアとなる楽天ですが、未来感半端ねー!(by浦島太郎)世界初の取り組みも行うとのこと。コアネットワークまで含めて、携帯電話設備のすべて仮想化する、5G導入もソフトウェア更新でできるようにする、など。うん、よく分からん。

 

まとめ

MNOやMVNOの公式ページを見ても「用語が分かり辛い」と思うのは私だけではないはずです。今回の記事は用語を種類ごとに整理しただけなので、用語ごとの詳細な説明は他のサイト様に委ねます(例えば3.9Gとは何か、3.9Gなのにブランド名は何故4Gなのか、とか)。私が説明をするよりはずっと分かりやすいので。何も知らずにサービスを選ぶのは気持ちが悪いものです。

私事ですが、異動が確定したら、次はサービス面の違いを調べます!